【FX突撃取材!】3月5日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2025年3月5日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月5日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
トランプ相場が続いている。
米ドル/円は148円が極めて堅い。直近で投機筋の円買いが過去最大(9.6万枚)を記録しており、さらなる円買いには燃料不足の印象がある。
関税の行方は「トランプのみぞ知る」状況が続くものの、昨日4日(火)に発動された対カナダ・メキシコ関税についても規模縮小が検討されており、足下のドルは下値を探る展開が続く。
経済懸念を背景にFOMCの6月利下げ確率は50%を超えており、年内ゼロ利下げや利上げを議論してきた参加者はドルの売り戻しを余儀なくされているようだ。
関税方針が不透明でドルの方向感が見えにくいなか週末には雇用統計も控え、一方向への大きな為替動向は想定しにくい。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
ドル安がテーマになりつつある中、ユーロ/米ドルは、昨年12月以降のレンジ突破期待はもちろん、独財政出動を追い風に上値追いの展開が見えてきている。
また、「パウエルプット」ならぬ「トランププット」にも現実味が出てきており、極端なリスクオフ局面では関税方針軟化で市場救済に乗り出す可能性も念頭に置いておきたい。
関税絡みは手のひら返しを前提に、引き続き短期回転売買方針を継続したい。
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