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【FX突撃取材!】10月18日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]
井口喜雄 FX戦略

【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2023年10月18日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■10月18日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日17日(火)は日銀による物価見通し引き上げの報道で急速な円買いが進み、一時148.71円まで下押しする場面がみられた。物価見通し引き上げに関しては以前から報道されていたため、反応は行き過ぎに見えるが、AIが過敏に売り込んでいき、下値が伸びないと判断して高速で買い戻すという動きだったのではないかと想像している。いずれにせよ関連ヘッドラインには過敏反応する局面が続くのだろう。全体観として米ドル/円は好調な米経済指標が続くも、FOMCメンバーによる相次ぐハト派発言などもあり、150円手前での硬直相場が続いている。明日19日(木)はパウエルFRB議長の発言があり、足元では強い米経済指標が目立っているので少しトーンが強くなれば、膠着状態を抜け出せるきっかけになるかもしれない。また、合わせて中東情勢のヘッドラインも横目で見ながらリスク許容度の変化を見極めることになる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は150円の攻防。当局者はもちろん、ヘッジファンドなど多くのプレイヤーが意識している水準なだけに乱高下もありそうだが、最終的には上抜けてくるのではないだろうか。円買いの為替介入についてもIMF(国際通貨基金)から「介入要件満たさず」とバッサリ切られており、現在の低ボラティリティでは介入を正当化しにくいだろう。とはいえ、再来週に日銀決定会合があり、ヘッドラインにクロス円は数円クラッシュする可能性もある。ロングで攻めたいのであればストップはタイトに、突っ込みたくないのであれば下がったところを拾っていくスタンスでマーケットに臨みたい。

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