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【FX突撃取材!】8月17日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]
井口喜雄 FX戦略

【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2022年8月17日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■8月17日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

先週米国で発表された10日(水)のCPIや11日(木)のPPIは、インフレのピークアウトを期待させる内容だったものの、米ドル/円はダウンサイドを攻め切れていない。その背景にはFRBがタカ派姿勢を堅持し、米10年債利回りが足元で2.80%台と崩れていないことが下支えしており、トレンドが出にくい局面といえる。また、米短期金融市場の利上げ確率を示したFedウォッチを見ても9月FOMCの利上げ見通しは0.50%と0.75%で米経済指標によって流動的に振れている。FRBメンバーも9月FOMCの利上げ幅に関してはデータ次第としており、今後も米経済指標はマーケットの感度は高いといえそうだ。そうした中、本日17日(水)も米小売売上高やFOMC議事要旨公表、FRB高官発言など注目材料を控えている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は次のトレンドを探る時間帯となっており、米経済指標などに振らされる展開が予想される。ただ、引き続きボラティリティは高く、ロスカットを燃料に日足でそれなりに大きな実体が出ているので短期で1日のトレンドに細かく乗っていくのが安全だろう。米ドル/円のスイングは少し悩ましいが、米インフレピークアウトの材料で下値を攻め切れなかった点を考慮すると、案外底堅いのかもしれない。また、欧州や中国などで景気後退懸念が強まってくれば、相対的にドル需要が高まる展開もある。米ドル/円が130円を割れて沈み続けるイメージもできないので、押し目があれば丁寧に拾っていくオペレーションも検討したい。

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