【FX突撃取材!】1月26日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2022年1月26日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■1月26日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
ウクライナを震源地とした地政学リスクがマーケットを冷やしている。先週末に米国務省が在ウクライナ米大使館に勤務する職員の家族に国外への退避命令を発令したことをきっかけとして、荒い値動きが続いているが、このような足元が不安定な地合いで明日27日(木)日本時間早朝はFOMCを迎えることになる。FOMCでのポイントは、以下。
・テーパリング終了時期(3月終了予定だが今回終了の場合はサプライズ)
・3月FOMCでの利上げ幅(0.25%コンセンサスだが0.5%の可能性も)
・QT開始時期(年内開始が想定されるが時期が早まると警戒される)
上記を踏まえ、米国がどこまで引き締めてくるかだろう。パウエルFRB議長のインフレに対してどこまで強い姿勢を示すかも相場を動かすトリガーになる。しかし、現在荒れている相場の中でFRBは明確なアナウンスを先送りにすることも考えられる。結果次第で、どちらにでも動けるよう、柔軟スタンスで臨みたい。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
ボラタイルなマーケットのままFOMCが迫っており、捕まったロングを切れずにポジションを抱えてFOMCを迎えるプレイヤーが多そうだ。仮にFRBが早期金融引締めを明確に示すようであればリスクアセットのロングを切りつつ、豪ドル/円などのクロス円は結構大きな規模で落ちると考えている。うまく乗れればチャンスだろう。もっとも早期金融引締めを織り込んで冷え込んだマーケットなので金融引締めメッセージが少ない場合の戻りも大きい。どちらにせよ今回FOMCである程度のヒントがもらえれば、リスク許容の変化に大きな動きが期待できるクロス円でついていきたい。
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