【FX突撃取材!】4月28日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2021年4月28日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■4月28日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米ドル/円は今週に入り堅調地合いが続いている。米10年債利回りが1.62%台まで上昇したほか、FRBがテーパリング(資産購入の段階的縮小)を検討するのではないかといった報道も意識された格好だ。そうしたなか、明日29日(木)日本時間午前3時にFOMCを控えており、テーパリング時期に関する発言には注目が集まる。また、明日29日(木)日本時間午前10時(時刻はホワイトハウスHP参照)にはバイデン米大統領の施政方針演説も予定されており、演説内容では巨額のインフラ計画、強硬な対中政策や倍増するキャピタルゲイン課税などに関心が集まっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
本日28日(水)夜から明日29日(木)にかけてビッグイベントが続き、ボラティリティが上昇する可能性があり、注意(チャンス)だろう。まず、FOMCだが、先週カナダが先進国で初めてテーパリングを決定したことで各国が追随しやすくなったほか、好調な米経済指標からテーパリングに向かうのではないかといった声が聞こえてくる。今回のFOMCでテーパリングへのヒントが見つけられればドルは上昇、これまで通りテーパリングを完全否定すればドル下落の展開となる。ただし、パウエルFRB議長が十分に織り込まれていないテーパリングを発信し、マーケットを冷やすとは思えない。また8月のジャクソンホール会議あたりが落としどころと考えると今回テーパリングの議論は先送りされるのではないだろうか。また、バイデン米大統領の施政方針演説では、富裕層向けの増税計画に関心が集まっており、特に倍増するキャピタルゲイン課税は米国株米金利の下落材料となるだけに注視したいポイントとなるだろう。
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