【FX突撃取材!】3月31日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2021年3月31日12時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月31日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米ドル/円は月末、期末、年度末要因から仲値に向けて実需勢のドル買いが優勢となったほか、ドルショートカバーも散見し110.73円まで上昇。仲値トレードとしては教科書通りの展開となった。仲値後も上値を拡大しており、111円台が視野に入る展開だ。本日31日(水)24時にもロンドンフィックスを控えており、月末のドル需要がある一方、月末のリバランスを考えるとドル売りフローも十分考えられる。実需筋や機関投資家、短期勢の思惑が混在しており、大口の駆け込みフローに振らされる展開もあろう。また、本日31日(水)夜にはバイデン政権のインフラ投資計画の発表が予定されているほか、投資会社アルケゴス関連の報道も気になるところ。米経済指標もADP全国雇用者数等の重要指標が予定されており、材料豊富な1日になりそうだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
バイデン政権のインフラ投資は総額4兆ドル規模ともいわれていることから米長期金利は引き続き上昇しやすい状況。米ドル/円は強気スタンスを維持するべきだが、本日31日(水)正午現在で110.90円付近まで上昇しており、ここから上へ突っ込むには少し考えたい。中期的なバイホールドであれば賢明にも見えるが、短期的であれば111円をブレイクする展開があるならついて行くが、さすがにそれ以外は押し目を待ちたい。また、動きやすい地合いのなか、突然のボラティリティ上昇に自らのトレードスタイルを崩さないよう注意したい。
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