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【FX突撃取材!】7月8日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]
井口喜雄 FX戦略

【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2020年7月8日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■7月8日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

米国の新型コロナウイルス感染者は引き続き米南部の州を中心に拡大しており、昨日7日(火)には感染者が300万人を突破し、死者も13万人を超えている。また、残り4カ月を切った米大統領選挙もトランプ氏の再選に黄色信号がともっているほか、米中対立もここにきて激しさを増している。しかしNYダウを始め米主要3指数は大きく崩れてはいない。FRBの大規模金融緩和を背景に下落局面では押し目意欲は高く、底堅い展開だ。為替も株価の顔色をうかがいながらのトレードとなるだけに、リスクオンとリスクオフの綱引きが続く限り、方向感が定まりづらいだろう。米ドル/円も今週に入り、107円ミドルを中心に動きが止まっており、レンジ内で次のテーマを探る局面になっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

FRBの大規模な金融緩和を背景に、中期的な米ドル/円の下落余地は残されていると思うが、短期的にはレンジ内でうまく立ち回るしかないだろう。米ドル/円は106.80円~108.20円くらいのレンジ(もう少しタイトなレンジでもよさそう)で短期のポジションであれば何度か売買できそうな気がしている。ただ、上下どちらも抜けた方向は速いので、抜けた場合は損切りするか、ドテンについていく必要がありそうだ。また、ユーロやポンドといった欧州通貨はヘッドライン相場を覚悟しながらになるだろう。英国はEU離脱に向けて貿易協定の集中協議を行っているほか、コロナウイルスによる欧州復興基金を巡る協議も本日8日(水)に行われる予定となっている。ユーロ、ポンドはコメント1つで流れが変わるヘッドライン相場なので偏った相場観は持たないように気を付けたい。


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