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【FX突撃取材!】4月1日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]

井口喜雄 FX戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2020年4月1日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■4月1日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

本日1日(水)より、新年度に入ってマーケットは若干落ち着きを取り戻しつつあるが、米ドル/円は簡単に上下1円程度動いており、引き続きボラタイルな相場であることに変わりはない。本日1日(水)朝方に発表された3月の日銀短観はコロナウイルスの影響から7年ぶりの低水準となったが、事前予測との乖離が少なかったので値動きは限定されている。また、日銀短観で発表された2020年の米ドル/円想定レートは107.98円としており、本邦実需勢の売りは108円台であれば散見しそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日1日(水)の米ドル/円は107円ミドルを中心に106.50~108.50円のレンジを想定している。しかし、エントリーはダウンサイドを意識しながらのトレードになりそうだ。理由としては年度末を通過したことでドル需要が減退しているほか、新型コロナウイルスの欧米感染者数を見る限り、リスク局面では円が選好されるからだ。また、本日1日(水)夜に予定されている米重要経済指標を控え、ドルを積極的に買っていくモメンタムでもないように思える。注目される米指標はADP雇用統計とISM製造業景況指数になるが、先週の米新規失業保険申請件数が予想の100万件に対して過去最多の328万件に急増したことでもわかるように、予想から大きく悪化する可能性は低くないだろう。


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