【FX突撃取材!】7月3日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2019年7月3日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■7月3日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
「緊急事態のため、ペンス米副大統領が予定をキャンセルして急遽ホワイトハウスに戻る」という報道から米国を狙ったテロの可能性が指摘され、マーケットはリスクオフの展開。さらには、トランプ米大統領がFRB理事にウォーラー氏とシェルトン氏を指名する意向を示しており、両名ともハト派で、そのニュースも重なり、米ドル/円は一時107.50円付近まで下落している。また、ECB総裁人事はドラギECB総裁の後任にIMFのラガルト専務理事が指名された。タカ派で知られていた最有力候補のバイトマン氏が選ばれなかったことでユーロにもダウンサイドへの圧力がかかっている。消去法的にも円が選好されやすい地合いか。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
トランプ相場の特徴としてリスクオンの後はリスクオフになるケースが多く、明日4日(木)の米独立記念日には再び保護主義的な発言(ツイート)をする可能性も否定できない。米ドル/円は短期的に少し売られすぎたかもしれないが、メインシナリオは下値を模索する展開だろう。108.00円をレジスタンスに戻りを狙っていきたい。ただし、今週末5日(金)に米雇用統計の発表を控えているため、突っ込みすぎは禁物だ。依然として7月末のFOMCで米利下げ期待を抱く参加者は多いが、実際に利下げするかどうかは今週末の米雇用統計次第。そう考えた場合、現状のマーケットは織り込みが行き過ぎているように感じる。いつも以上に重要度を増している米雇用統計に向けてしっかりと準備をしつつ、チャンスをうかがいたい。
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