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【FX突撃取材!】6月5日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]

井口喜雄 FX戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2019年6月5日13時時点に井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■6月5日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

マーケットはFRBが金融緩和に舵を取ったと判断したようだ。昨日4日(火)パウエルFRB議長は「貿易戦争が及ぼす影響を注視している」「景気拡大の維持のため適切に行動する」と発言した。明言こそしていないものの、年内の利下げ確率は約97%まで拡大しており、FRBがマーケットに利下げを織り込ませにきたのは間違いなさそうだ。また、米国を中心とした貿易問題も引き続き予断を許さない。本日5日(水)はメキシコのエブラルド外相とポンペオ米国務長官が協議する予定だが、来週10日(月)から予定されているメキシコへの関税を発動前に米国と合意解決できるかが焦点となる。その他のイベントも本日5日(水)は米ADP雇用統計や米ISM非製造業景況指数が控えるほか、明日6日(木)はECB政策金利発表、明後日7日(金)には米雇用統計とビックイベントも多く、週末にかけて神経質な展開が続きそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米国を中心とした不透明な貿易問題や、FRBの米利下げスタンスを考えると米ドル/円は下値警戒姿勢を強めておくのが賢明だ。短期勢もネガティブな材料が増えていることでダウンサイドを荒らしにきそうな雰囲気もある。ただし、FRBの米利下げスタンスは株価にとっては好材料なのでマーケットはリスクオンとなり、円買いにはブレーキがかかるだろう。また、トランプ相場はツイート1つで大きく流れが変わるので低いレベルでのショートは少し考えなくてはならない。チャート的にも一時的な反発があってもおかしくないだろう。昨日4日(火)の安値107.84円をクラッシュして突っ込んでくれる展開があるならついていくが、それ以外は戻りを待ちたい。

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