【FX突撃取材!】5月22日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2019年5月22日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■5月22日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米中貿易問題は引続き先が見えないものの、参加者はこの材料にだいぶ慣れてきたようだ。過度な警戒は解消され、リスクオフとリスクオンが入り混じる展開となっている。昨日21日(火)も中国の通信機器大手ファーウェイに対する規制について、トランプ政権が一時緩和したことを受けて米ドル/円は110円ミドルまで回復している。本日22日(水)のイベントとしては日付が23日(木)に変わった午前3時00分にFOMC議事録の公開が控える。前回のFOMCではパウエルFRB議長のタカ派発言から状況次第では年内利上げも否定できない。そのため、今回の議事録では年内の「利下げ」「据え置き」「利上げ」と可能性はすべて残されており、そのヒントを見つけ出したいところだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円の戦略としては戻りを狙っていきたい。米中の報道に上下振らされる日々だが、根本的な問題解決には向かっていないだけに、この上昇局面はリスクオフの巻き戻しと考えることができる。現在は「リスクオン」となっているが、これまでの状況を考えると次の相場は「リスクオフ」方向になる可能性が高い。勿論ショートが踏まれて上昇する展開も十分あるシナリオだが、このまま上がり続けることはないように思える。テクニカル面では下落トレンドが始まった4月24日高値112.40円から5月13日の安値109.02円の半値戻しとなる110.70円。また、昨日21日(火)きれいに上値を抑えた21日移動平均線の差し掛かる110.62円付近を頼りに110.60~110.70円辺りで戻りを狙っていきたい。
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