【FX突撃取材!】10月18日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。※取材は電話にて実施
お楽しみに♪
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それでは、2017年10月18日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■10月18日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
現在の米ドル/円が小動きであることには様々な要因があるが、最も大きな要因は米国の次期FRB議長が未決であることだろう。現在候補者は5人いる。有力な順に挙げていくと、パウエル現FRB理事、ウォルシュ元FRB理事、テーラー元財務次官、イエレン現FRB議長、コーン国家経済会議委員長だ。まずパウエル氏に関しては唯一の共和党員であり、他候補者に比べると弱点が少ない。では、その弱点とは何かを含めてみていきたいが、テーラー氏とウォルシュ氏はタカ派であること。イエレン氏は民主党員であり、オバマ前大統領色がどうしても残ること。またコーン氏は、以前トランプ大統領の白人優先主義を批判した過去がある。これらを総合すると、やはりパウエル氏が有力だろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
次期FRB議長決定までは、米ドル/円は引き続き狭いレンジでの攻防となりそうだ。ポイントとしては、しっかりサポートされている200日移動平均線と、上は一目均衡表の転換線ライン。つまり週末までの米ドル/円予想レンジは、111.75円付近から上は112.56円付近。1円幅に満たない狭いレンジでの動きとなりそうだ。
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<米ドル/円 日足チャート>
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