■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(客観的な視点)■□■(※毎日更新)

本日の為替相場の焦点は、『米ドルと日本円の方向性』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『明日から米国が感謝祭で実質的に連休入りとなる点』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
※1・22時30分：米)新規失業保険申請件数
※2・22時30分：米)第3四半期GDP【改定値】/個人消費【改定値】
※3・22時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
※4・24時00分：米)新築住宅販売件数
※5・24時00分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
※6・24時00分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・24時30分：米)週間原油在庫
※7・28時00分：米)FOMC議事録公表(11月2日・3日開催分)
に注目が集まる。

米国以外では、
・10時00分：NZ)RBNZ政策金利＆声明発表
・11時00分：NZ)オアRBNZ総裁の発言
・18時00分：独)IFO景況指数
に注目が集まる。

経済指標及び要人発言以外では、
・日本休場明け
・明日(25日・木)から米国が感謝祭で実質的に連休入り(25日・木→米国が感謝祭→米国の金融市場は休場、26日・金→ブラックフライデー→米国の金融市場は短縮取引)
・次期FRB議長にパウエル氏が再任決定での思惑
・金融当局者や要人による発言(今後のインフレや利上げ時期を推し量る上で注目度増す)
・米ドルと日本円の方向性
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策(今週・24日に議事録の公表あり)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・中国企業・恒大集団の経営破綻懸念
・原油と金を中心とした商品市場
・バイデン米大統領の発言
・新型コロナウイルスの感染状況(変異株の拡大など)
・米国の債務上限問題(次の期限は12月15日)
・バイデン政権による景気刺激策や増税案
・欧州の金融政策
・日本の金融政策
・中国政府による民間企業への締め付け問題
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
などが重要となる。

★★★

本日は、日本が祝日休場明けで、RBNZ金融政策発表＆オアRBNZ総裁の発言とFOMC議事録の公表(11月2日・3日開催分)が行われる。
また、明日(25日・木)から米国が感謝祭で実質的に連休入り(25日・木→米国が感謝祭→米国の金融市場は休場、26日・金→ブラックフライデー→米国の金融市場は短縮取引)となる。

本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と第3四半期GDP【改定値】/個人消費【改定値】、耐久財受注、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターがメイン。
その他、新築住宅販売件数とミシガン大消費者信頼感指数【確報値】も発表される。
一方、経済指標以外のイベントでは、週間原油在庫の公表とFOMC議事録の公表(11月2日・3日開催分)が予定されている。

今週の為替相場は、週明けに次期FRB議長にパウエル現FRB議長が再任された事を受けて、米ドル買い・日本円売りの流れが加速。ドル円は115円前半まで上昇し、ユーロドルは1.12前半まで下落した。昨日の欧米市場では、ドル円は欧州入りで一時114円半ばまで急落したが、その後のNY市場で115円前半までイッテコイとなり、ユーロドルはユーロ買いもあって一時1.12後半まで反発上昇した。

本日は、米ドルと日本円の方向性と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑が重要となる。
その他、金融市場のリスク許容度や次期FRB議長にパウエル氏が再任決定での思惑、明日(25日・木)から米国が感謝祭で実質的に連休入りとなる点、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、中国企業・恒大集団の経営破綻懸念、新型コロナウイルスの感染状況(変異株の拡大)などにも注意したい。

★本日発表の注目材料の詳細
※1・22時30分：米)新規失業保険申請件数
※2・22時30分：米)第3四半期GDP【改定値】/個人消費【改定値】
※3・22時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
※4・24時00分：米)新築住宅販売件数
※5・24時00分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
※6・24時00分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
※7・28時00分：米)FOMC議事録公表(11月2日・3日開催分)
→今週後半の注目材料の詳細は水曜日・夕方の記事を参照

■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・10時00分：NZ)RBNZ政策金利＆声明発表
・11時00分：NZ)オアRBNZ総裁の発言
→内容次第も、今後の金融政策への思惑で、NZドルが大きく動くキッカケに

・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・22時30分：米)第3四半期GDP【改定値】/個人消費【改定値】
・22時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
・24時00分：米)新築住宅販売件数
・24時00分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・24時00分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
米)週間天然ガス貯蔵量
・24時30分：米)週間原油在庫
・28時00分：米)FOMC議事録公表(11月2日・3日開催分)
→明日(25日・木)から米国が感謝祭で実質的に連休入り
本日は、FOMC議事録の公表(11月2日・3日開催分)が行われる他、注目度の高い米国の経済指標の発表が目白押し
次期FRB議長にパウエル現FRB議長の再任が決定された後、為替相場も大きく動いており、見逃せない局面
米ドル買い方向の流れは継続しやすいと思われる
特にドル円に注視し、押し目買いでの回転を繰り返したい


★今週の為替相場の焦点など
→【[先週の金融市場の終値]+[主要国・政策金利]11月19日クローズ】(※毎週土曜)
→【[11月22日～の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[11月22日～の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)