7月16日(火曜日)の為替相場の注目材料と指標ランク
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■今日の為替相場の注目材料と指標ランク■
→更新履歴:★【7月16日6時25分】「注目材料と指標ランク」の【表】の部分をアップ→★【7時47分】「詳細情報や相場観」の部分をアップ
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(【更新済み】→「続き」以降の部分とは2段階に分けて更新しています)
■□■前営業日までの為替相場の動向及び方向感■□■
■前営業日の金融市場の終値[NYクローズ時点](※毎日更新)
■前営業日=7月15日
・NYダウ→15484.26 +19.96
・ナス→3607.49 +7.41
・英FT100→6586.11 +41.17
・独DAX→8234.81 +22.04
・CME.N225→14800.00 +180.00
・金→1283.50 +5.90
・原油→106.32 +0.37
・ドル/円→99.8↑
・ユーロ/ドル→1.306→
・ポンド/ドル→1.510→
・ドル/スイス→0.948↑
・ユーロ/円→130.4↑
・ポンド/円→150.7↑
・スイス/円→105.3↑
・カナダ/円→95.7↑
・豪ドル/円→90.8↑
・NZドル/円→77.9↑
・ユーロ/ポンド→0.865→
・ユーロ/スイス→1.238↑
・ポンド/スイス→1.432↑
・豪ドル/ドル→0.910↑
・豪ドル/NZドル→1.165↑
・ユーロ/豪ドル→1.435↓
・豪ドル/スイス→0.863↑
※↓↑→は前営業日と比べての方向
■前営業日の傾向[ドル円及びユーロドルが主体](※毎日更新)
ドル円は、続伸。大幅上昇後に大きく戻されるも、高値圏で推移
ドル買いが優勢な流れと米国の長期金利の上昇で、ドル円は大幅上昇。100円の大台に乗せて更に続伸し、一時100円半ばまで。しかし、米国の経済指標の悪い結果で米国の長期金利が低下し、ジリジリと下値を試す展開で、99円後半まで下落。その後はクローズまで低調に揉み合った
ユーロドルは、横這い。大幅に下落するもイッテコイで、揉み合い
ドル買いが優勢な流れと米国の長期金利の上昇で、ユーロドルは大きめに下落。一時1.300割れ。しかし、米国の経済指標の悪い結果で米国の長期金利が低下し、ジリジリと買い戻しが優勢となり、イッテコイ。その後は、上値が重く揉み合いとなった
■直近の為替相場の傾向&方程式[ドル円及びユーロドルが主体](※7月16日朝更新)
・ドルが米国の長期金利の動向に敏感に上下
・米国の株式市場を中心に株式市場の動向にも影響されやすい(米国の株式市場は上昇傾向)
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑でも上下
・17日・18日に『FRB議長による半期に1度の議会証言(金融政策に関する)』を控える
■今週の為替相場の焦点
→【【先週の金融市場の終値】+【主要国・政策金利】7月12日クローズ】(※毎週土曜)
→【[7月15日~の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[7月15日~の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)
■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(極力客観的な視点)■□■(※毎日更新)
本日の為替相場の焦点は、『米国の長期金利の動向』と『主要な株式市場の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』や『明日にバーナンキFRB議長の議会証言を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・時間未定:米)ゴールドマン・サックス決算発表
※1・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
※2・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
※3・22時15分:米)鉱工業生産
への注目度が高い。
米国以外では、
・07時45分:NZ)第2四半期消費者物価指数
・10時30分:豪)RBA議事録公表(7月2日開催分)
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
※4・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
への注目度が高い。
これら以外では、
・日本が休場明けとなる点
・米国の主要企業の決算発表→ゴールドマン・サックス、コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ヤフーインク、その他
・17日・18日に『FRB議長による半期に1度の議会証言(金融政策に関する)』を控える点
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金や原油などの商品市場の動向
・米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
日本が祝日明けで東京市場が休場明け。
米国の経済指標は、消費者物価指数&【コア】と対米証券投資、鉱工業生産がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業及び大手金融機関の決算発表は米国の株式市場に影響を与えやすい
先週の為替相場は、10日のバーナンキFRB議長の発言以降、米国の量的緩和の早期縮小観測の後退で、株高・ドル安の流れが加速。ドル円は大幅下落し、ユーロドルは大幅上昇した。しかし、その後週末には反発が優勢となって戻した。
今週の為替相場は、米国の長期金利の動向にドルが大きく振られる展開となっている。
本日の為替相場は、明日に『FRB議長による半期に1度の議会証言(金融政策に関する)』を控える点に最大限に注目しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑、米国の国債市場と長期金利の動向、金融当局者や要人による発言、金融市場のリスク許容度などにも注視したい。
★本日発表の注目材料の詳細
※1・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
「消費者物価指数」とは、小売・サービス価格の調査結果であり、インフレ系最重要指標のうちのひとつ。インフレ動向を見るために重要視され、金融政策にも大きな影響を与える。季節要因を受けやすく、変動の大きい食料品とエネルギーを除いたコア指数が重要視される。
→過去発表時のチャート&動画[ユーロドル][ドル円]
[ポンドドル][ユーロ円][ポンド円][カナダ円][豪ドル円]
※2・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
「対米証券投資」とは、海外から米国証券への投資額。貿易収支や経常収支の赤字額との比較で重要視される。米国の赤字ファイナンスや世界的な資金の流れの分析が可能。
→過去発表時のチャート&動画[ユーロドル][ドル円]
[ポンドドル][ユーロ円][ポンド円][カナダ円][豪ドル円]
※3・22時15分:米)鉱工業生産
「鉱工業生産」とは、鉱工業部門の生産動向に関するインデックス。製造業部門の生産性が分かり、景気全般の動向を見るために重要となる。
→過去発表時のチャート&動画[ユーロドル][ドル円]
[ポンドドル][ユーロ円][ポンド円][カナダ円][豪ドル円]
※4・18時00分:独)ZEW景況感調査
「ドイツのZEW景況感調査」とは、「IFO景況指数」と共にユーロ圏の経済指標の中で最も注目度の高いものの1つ。相場が動くキッカケにされやすい。
→過去発表時のチャート&動画[ユーロドル][ユーロ円]
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)第2四半期消費者物価指数
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
・10時30分:豪)RBA議事録公表(7月2日開催分)
→今後の金融政策への思惑次第だが、大きな変動のキッカケになりやすい
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→CPIがメイン。発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
→ドイツのZEWがメイン。発表でのユーロへの影響は非常に大きい。欧州市場が動き出すキッカケになりやすい
・時間未定:米)ゴールドマン・サックス決算発表
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・22時15分:米)鉱工業生産
→経済指標は注目度も影響度も非常に高い。直近の最大の焦点である「バーナンキFRB議長の議会証言」を明日に控えての思惑でも動きやすい。為替相場は米国の長期金利の動向に敏感。その他、米国の株式市場の動向にも注意したい
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