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スワップ金利がめちゃくちゃ高いトルコリラだけど、実際の相場は右肩下がりで実はショートしていた方が儲かっていた件。[トルコリラ円スプレッド&スワップ金利比較付き]

カテゴリ:FX比較&各種FX特集&FX業界の流れなど

トルコリラ/円

本日は、最近、注目度が上がっているトルコリラを取り上げたいと思います。


ここ数年、FX業界ではトルコリラの取り扱いを始める会社が増えてきました。

最近でも、2018年7月2日には、GMOクリック証券外為どっとコムがトルコリラ/円のスプレッドを2.9銭から1.9銭に縮小しました。
また、マネーパートナーズ[パートナーズFX]は、2018年8月31日までの期間限定で、1.9銭原則固定のスプレッドキャンペーンを実施していて、セントラル短資FX[FXダイレクトプラス]は、2018年7月31日まで、スプレッドを1.8銭(原則固定ではない)で提供するキャンペーンを実施しています。

<参考記事>
セントラル短資FX[FXダイレクトプラス]がトルコリラ/円のスプレッド縮小キャンペーンを実施

トルコリラ/円の人気に火がついたのは、そのスワップ金利の高さが大きな要因です。

トルコの政策金利は、2018年7月の時点で17.75%もあります。
同じく高金利通貨として知られている南アフリカランドの政策金利が6.50%なので、トルコの今の金利の高さは驚異的です。

ちなみに、日本は長い間ゼロ金利政策を掲げており、政策金利は0.1%しかありません。
つまり、トルコリラと日本円の金利差を考えると、トルコリラ/円のスワップ金利が高いのも納得です。

主要FX会社のトルコリラ情報をまとめたものがこちら。


■□■主要FX取引会社★トルコリラスプレッド・スワップ調査★(7月20日時点)■□■

主要FX取引会社 トルコリラスプレッド スワップ金利 FX比較
ロボ
キャッ
シュ
バック
トルコリラ円 米ドル
トルコリラ
ユーロ
トルコリラ
トルコリラ円
デューカスコピー
ジャパン
0.8~
6.4
- - +99 詳細 -
-117
セントラル短資FX 1.8 - - +80 詳細 実施
-92
GMOクリック証券 1.9 - - +83 詳細 実施
-83
外為どっとコム - - +87 詳細 実施
-107
LION FX 45~91 46~96 +95 詳細 実施
-180
みんなのFX - - +110 詳細 実施
-155
マネックスFX - - +98 詳細 -
-128
マネパ 1.9 - - +86 詳細 実施
-111
マネックスFXPLUS 2.9 - - +98 詳細 -
-128
サクソバンク証券 46.7 58.0 +95 詳細 実施
-121
マネパ[nano] 3.8 - - +110 詳細 実施
-113
SBIFXトレード
(1万通貨/5万通貨)
4.8 - - +94 詳細 実施
- - -100
FXプライム byGMO - - +80 詳細 実施
-95
IG証券[標準] 5.0 +106 詳細 実施
-120
マネースクエア
[M2JFX]
- - +48 詳細 実施
-93
トライオートFX 5.5 - - +85 詳細 実施
-102
楽天証券[楽天FX] 6.8 - - +83 詳細 -
-103
SBI証券 6.8~
12.8
- - +92 詳細 -
-102
楽天証券[楽天MT4] - - +83 詳細 -
-103
新生銀行
[新生銀行FX]
- - +83 詳細 -
-103
OANDA 8.0 +81 詳細 -
-107
松井証券 8.0 - - 詳細 -
住信SBIネット銀行 10.0~
20.0
- - +92 詳細 -
-102
FXTF(1000通貨) 15.0~
50.0
- - +96 詳細 実施
-104
→くりっく365
インヴァスト証券 3.7 - - 105 詳細 -
カブドットコム証券 詳細 -
外為オンライン 詳細 実施
岡三オンライン証券 詳細 実施
FXブロードネット 詳細 -
GMOクリック証券 詳細 -

※スプレッドはFX取引会社が主張している通常スプレッドの最小値を基本としている
(実際に口座を確認し、乖離が大きい場合はリアルに近い値を採用)

※実施期間3週間以上のキャンペーンスプレッド掲載(黄色)
赤字は固定スプレッド(原則固定)を表す
※黒字は随時変動スプレッドを表す
※スプレッドの単位はドル円及びクロス円は銭、ドル円以外のドルストレートはpips
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スワップ金利で一番高いのが、トレイダーズ証券[みんなのFX]マネーパートナーズ[パートナーズFX nano]の110円です。
これは、トルコリラ/円を1万通貨買った場合に付与される1日分のスワップ金利です。

逆にトルコリラ/円を1万通貨売った場合は、トレイダーズ証券[みんなのFX]で155円のマイナス、マネーパートナーズ[パートナーズFX nano]で113円のマイナスとなります。

これほど高いスワップ金利が付くなら、とりあえずトルコリラ/円を買っておけばいいのではと思うかもしれませんが、レバレッジのかかる金融商品であるFXではスワップ金利だけを目的にトレードするのは非常に危険な行為です。
なぜなら、相場の動きによっては、スワップ金利以上の損失を出してしまうこともあるからです。

たとえば、直近10年のトルコリラ/円の値動きを見てみると、2008年のリーマンショック以降、右肩下がりで、特に2015年以降は、毎年安値を更新しています。

<トルコリラ/円 週足>
トルコリラ/円週足
※クリックすると拡大します

つまり、スワップ金利目的で外貨投資的にトルコリラ/円を買っていた場合、スワップ金利以上に為替レートの下落で損をしていた事になります。
しかも、今年2018年はさらに下落が加速していて、年初は30円台だったのが、7月12日(木)には22.07円付近まで下落しています。

<トルコリラ/円 日足>
トルコリラ/円日足
※クリックすると拡大します

今年だけでもすでに8円下落しているということは、仮に年初の高値の30円で1万通貨買った場合、8円下落の為替差損は8万円になります。
スワップ金利は日々変動するものですが、仮に買いのスワップ金利を100円として計算すると、6カ月分(181日分)のスワップ金利は、1万8100円です(※スワップ金利は土日も付与されます)。

FX会社や取引時期によって、スワップ金利の金額は異なりますが、100円という高いスワップ金利でも、為替差損をカバーできるような金額にはなりません。
もしも、年初にトルコリラ/円を1万通貨売っていたら、為替差益が8万円で、売りに対して支払うスワップ金利を高く見積もって150円とした場合でも、5万以上の利益が出ている事になります。

もちろん、長期の下落トレンドの中でも、上昇する場面やレンジ状態の時もあるので、うまく上昇に乗ることができれば、為替差益+スワップ金利で一石二鳥になるタイミングもあることはあります。
実際、今年の8円の下落途中にも、1~2円程度の反発は何度もありました。

<トルコリラ/円 日足>
トルコリラ/円日足
※クリックすると拡大します

しかし、大きな下落の流れの中で反発を狙うというのは、簡単なことではありません。
トルコという国の不安定さも続いています。
中長期的にみて、スワップ金利が高いからといって安易にトルコリラ/円のロングポジションを持ち続けるのはおススメできません。
特にFXでは、スワップ金利はオマケくらいに考えて、戦略的なトレードを心がけましょう。

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