それでは、2021年12月27日10時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□12月27日(月)■齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略

■現在の為替相場の傾向や相場観■

先週24日(金)のドルはクリスマスイブで静かな中、東京では弱含みだったがその後強含みで終了している。ドルインデックス市場は休場。タイムサイクル的には、ドルインデックスは12/20～29の底値圏に向かった下げの値動き中と思われるが、今週半ばまでには反発上昇するはずだ。エリオット波動的には11/24に上昇c波の高値が終了。下降ｄ波の下げの中にいるが、最後の下落波の中にいると思われる。一方、ユーロ/米ドルは12/20～28の天井圏に向かって上昇しているが今週半ばまでには一旦のピークを付けて次の12/27～1/5の底値圏に向かって下落し始めるだろう。メジャー8通貨のうち勝ち組ではスイスフランが最強通貨となり、それに円、ドル、カナダドル、ポンド、ユーロが続いている。一方、負け組ではNZドルが最弱通貨となり、それに豪ドルが続いている。

■現在の為替相場の戦略やスタンス■

先週24日(金)の米ドル/円は終日弱含みから横ばいの値動きだった。60分足チャートをみると24日(金)の午前9時の足で114.51円付近の高値を付け、午後1時に114.30円付近の安値を付けている。米ドル/円の一日の値幅は21.3pipsとほとんど動かずだった。米ドル/円はタイムサイクル的には、12/23～29の天井圏はまだ3日間有効期限は残っているが、すでに終了しているかもしれない。ここから次の12/28～1/6の底値圏に向かって反落していくだろう。エリオット波動的には12/3から下降D波の中の上昇b波の中にいるが、近々下げのc波の中に入ると思う。60分足のトレンドラインを切ってくると、下落が始まるかと思っている。


（※具体的なトレードポイントやポジションはFXサロンにて随時配信中）

<米ドル/円 60分足チャート>

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