【FX突撃取材!】3月10日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2025年3月10日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□3月10日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週の主要通貨の騰落は、全ての通貨が上昇に転じ、ドルは全面安で取引を終えた。
欧州の盟主であるドイツでは、防衛力増強に向け、大胆な財政拡張に与野党合意が成立した。
ドイツ国債を筆頭に欧州債に売りが集中したことで、ユーロ圏の金利が急騰している。
これまで域内では見本とされてきたドイツの緊縮財政が転換されたことで、レジームチェンジとの見方から、為替市場では主要通貨に対しユーロ買いがさく裂した。
ユーロ/米ドルの週間の上昇幅が+4.40%まで急拡大、先週は欧州通貨が上昇の上位を独占した。
こうしたなかで、円の上昇幅は中位(+1.71%)にとどまった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週はこうした流れの継続性を占うという点で、米国のCPI等の物価関連指標の結果に注目している。
さらに、今週はカナダで金融政策の発表を控えているが、25bpの利下げが確実視されている。仮に利下げが発表された場合、昨年半ば以降では実に225bp利下げしたことになり、主要国では突出する。
こうしたカナダの強い緩和バイアスは広く米国に波及するとみる。よって、ドル売り継続、ユーロ/米ドルの押し目は買いだろう。
今週は米ドル/円で146.00~150.50円、ユーロ/米ドルで1.0700~1.1000ドル、ユーロ/円で157.00~162.00円とみている。
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