【FX突撃取材!】12月16日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2024年12月16日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□12月16日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週発表された米国の物価指標は底入れから反発を示し、ドルは主要通貨に対して全面高の展開で引けている。円は下落通貨の最上位(-2.47%)に位置する。
主要4メディアが相次ぎ日銀の利上げ見送り観測の記事を報じ、追加利上げの見通しが大幅後退した。米ドル/円は先週5日続伸、上げ幅を拡大する。
主要中銀では、唯一引き締め路線を継続する日銀が利下げに消極的ととらえられ、円の魅力が再び低下している。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
このところ、主要中銀ではニュージーランド、カナダ、スイスなどが金融緩和のバイアスを強め、通貨安が鮮明となっている。
今週は年内最後の主要中銀の金融政策の発表が予定されているが、注目は米国。FOMCは19日(木)日本時間未明に金融政策を発表するが25bpの利下げがほぼ完全に織り込まれている。米国経済は利下げを正当化できないほど堅調さを維持しており、2025年の見通し等を引き上げるタカ派の会合と予想する。
日銀も同日に金融政策を発表するが、据え置き予想が支配的となっている。来年に向けて日米の金融政策の格差は縮小方向だが、まだ時間がかかりそうだ。
今週の米ドル/円は底堅く推移するとみている。今週は米ドル/円で151.00~156.50円、ユーロ/米ドルで1.0300~1.0600ドル、ユーロ/円で159.00~164.00円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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