【FX突撃取材!】9月2日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2024年9月2日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□9月2日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落を計測すると、円は下落の最上位(-1.32%)に位置する。
先々週のジャクソンホール経済シンポジウム後のドル売りの流れは収束、巻き戻しが進む。
米国の早期利下げ開始を好感して、米国株などのリスク資産が買われ、市場のリスクセンチメントが静かに好転している。
NZドル/円やカナダドル/円などの一部のクロス円が買われ始め、リスク許容度が少しずつ改善している。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
現在の流れの継続性を占うという観点から、今週は9月第1週でもあり、米国の多くの経済指標の結果がカギを握る。
振り返ると、7月半ば以降のドル売りの流れを加速させたのは8月上旬に発表されたISM製造業景気指数と雇用統計の悪化だった。今週はこれらの指標が再度発表されるが、どこまで反転を示すかが焦点。あくまで改善がメインシナリオだが、そうならなかった時の反動のドル売りに警戒したい。
足元で2025年末まで約2.1%程度の利下げを織り込んでおり、やや行き過ぎとの指摘も多い。しかし、1990年以降の金融緩和局面では、全てにおいて、これを上回る利下げが実施されており、特段に異常でもない。
今週は米ドル/円で143.00~148.00円、ユーロ/米ドルで1.0950~1.1150ドル、ユーロ/円で159.00~164.50円とみている。
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