【FX突撃取材!】3月25日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2024年3月25日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月25日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、前の週に続き全ての通貨が下落となり、ドルが全面高で引けた。週間では円は下落の最上位(-1.57%)に位置し、米ドル/円とクロス円が上昇している。日銀はマイナス金利解除を筆頭にその緩和の修正は満額回答。しかし、政策変更のほぼ全ては織り込み済みで、発表後は円売りが炸裂した。スイスがサプライズの利下げ、英国はハト派の据え置きが発表され、週末にかけて両通貨が大幅反落、この余波からクロス円は上げ幅を縮小して週を終えた。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
週明けの為替市場は中銀ウィークを終えていることもあり、広くその落ち着きどころ、着地点を探る動きに終始しそうだ。大きなイベントを通過したことで、オプション市場が織り込むIV(予想変動率)は急低下、市場が動かなくなることを織り込んでいる。日本では今週末、月末、四半期末、3月の決算期末という1年ではかなり特殊な営業日をむかえる。最終営業日にかけて、実需の売買が交錯することは確実で、特殊な資金フローの発生に注意を要する。IVの低下を背景に、対主要通貨での円売りに分がありそうだ。今週は米ドル/円で150.00~153.00円、ユーロ/米ドルで1.070~1.0900ドル、ユーロ/円で161.50~165.00円とみている。
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