【FX突撃取材!】5月1日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年5月1日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■5月1日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落を計測すると、円(-1.62%)は下落通貨のなかでは最上位に位置する。日銀金融政策決定会合で金融緩和維持が発表され、週の後半にかけて円売りが加速した。米ドル/円は1週間の値幅でも3円54銭。先々週まで7週連続で縮小してきた値幅は大幅に拡大して週を終えた。円安の進行は特に対欧州通貨で顕著であり、ユーロ/円は約14年半ぶりの高値を更新と騰勢を強める。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
日本の金融政策の発表を先週終えており、焦点は今週来週の米欧の金融政策の発表に移る。今回の会合では、FRB、ECBともに25bpの利上げが確実視されている。前者の今回での利上げ打ち止めが視野に入るなか、金融市場は後者のこの先3会合続けての追加利上げを織り込む。金利面からすれば、明らかな米国に対する欧州の優位性で、ユーロ/円が堅調推移する1つの背景だ。対円で騰勢を強めるのはユーロに限った話ではなく、スイスフランやポンドも強含む。一方で、カナダや豪州はすでに利上げの打ち止めが発表され、通貨は弱含む。ユーロ/円やスイスフラン/円の深い押し目は買い場だろう。今週は米ドル/円で134.50~138.50円、ユーロ/米ドルで1.0900~1.1150ドル、ユーロ/円で148.00~152.00円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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