【FX突撃取材!】4月3日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年4月3日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■4月3日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、下落通貨は円(-1.58%)のみだった。円は全ての通貨に対しパフォーマンスで劣り、結果、米ドル/円やクロス円が買われている。米国の地銀の経営破たんに端を発する金融市場の混乱が徐々に収束、市場のセンチメントの改善を反映している。米ドル/円は3月期末の特殊な資金フローの影響もあり、週末にかけて一時133.59円付近まで上昇した。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
週末、OPECプラスが5月から減産と発表。週明けのオセアニア市場では流動性の乏しいなか、資源国通貨主導でクロス円が大きく買われている。この余波から米ドル/円も再度買われ、133円の半ばを回復している(午前6時現在)。まず、今週は新年度入りでもあり、新規の対外直接投資や外国債券投資がどこまで持ち込まれるかが焦点。次に、今週は月初でもあり、米国では雇用統計を筆頭に多くの経済指標の発表が予定され、これらを慎重に見極める必要がある。こうしたなかで、米国はターミナルレート(利上げの最終地点)に一段と近づきつつある。米ドル/円のここからの当面のレジスタンスは135.00円、138.00円。上に伸び切ったところは売りだろう。今週は米ドル/円で131.00~135.00円、ユーロ/米ドルで1.0750~1.1000ドル、ユーロ/円で142.00~146.00円とみている。
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