【FX突撃取材!】2月20日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年2月20日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■2月20日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週の主要通貨の対ドルでの騰落は、米国の経済指標の上振れもあり、全般ドル高が進行しているが、ドル買いは想像以上に緩やかなもので終わっている。円は下落通貨の最上位(-2.09%)。ただ、米ドル/円の週間レンジは3円76銭にとどまり、昨年秋までの日米の金融政策の格差の拡大を背景としたような急速なドル買い円売りは再現していない。米金利の上昇や米国の利上げの織り込みに対し、ドル買いの反応が鈍くなっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
短期的な為替市場の方向性を決めるという点で、今週も小粒ながら複数のイベントが予定されているが、大きな流れを作るほどでもないだろう。今週は24日(金)の新日銀正副総裁の衆議院での所信聴取と質疑に注目している。総裁候補の植田氏が何を語るか、あくまで国会を無難に通過することが先決であり、「金融緩和が必要、緩和の修正は環境を見極めながらゆっくり」、この辺りに着地することだろう。仮にこの結果に終われば、ドル買いイベントとなるが、新総裁に期待されるのは就任後の黒田緩和の修正。今週は強弱材料が拮抗しており、デイトレなど短期取引に終始するつもりだ。今週は米ドル/円で132.00~136.50円、ユーロ/米ドルで1.0550~1.0800ドル、ユーロ/円で141.00~145.00円とみている。
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