【FX突撃取材!】7月25日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2022年7月25日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■7月25日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、全ての通貨が上昇に転じ、ドルが全面安となっている。円(+1.78%)は豪ドル(+1.96%)に続き上昇第2位となり、豪ドル以外の通貨に対しパフォーマンスで勝りクロス円も売られ始めている。先週22日(金)、米欧のPMI(購買担当者景気指数)が軒並み好不況の分かれ目である50を下回り、この先の景気減速や景気後退までもが迫る。米ドル/円は瞬間風速で昨年来高値から4円以上の下落となり、調整が深くなっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は米国ではFOMCが開催され、日本時間では28日(木)未明に結果が判明する。この会合では、経済指標の上振れなどから一時100bp(1.0%)の利上げを急速に織り込んだ。しかし、先週のPMIの鈍化から市場の見方は75bp(0.75%)の利上げに傾く。焦点はパウエルFRB議長の記者会見に移るが、すでにこの先の金融引き締めに関し、先月の議会証言で「無条件」で進めるとの断言している。ただ、長期金利は2カ月ぶりの水準まで低下しており、ドルの押し上げ要因としては乏しい。FOMCという大きなイベントを控えるが、米ドル/円の戻りは慎重に売りとみる。週間レンジでは、米ドル/円で133.50~138.00円、ユーロ/米ドルで1.0000~1.0350ドル、ユーロ/円で136.00~141.00円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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