【FX突撃取材!】7月11日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
>>>竹内のりひろさんの有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】の詳細はこちら
それでは、2022年7月11日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■7月11日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、上昇通貨は豪ドル(+0.62%)のみとなり、一方で下落通貨の最上位はユーロ(-2.32%)だった。今年に入り続くドル高だが、その対象通貨にはここにきて大きな変化がみられる。円売りが一服する反面、欧州通貨の売りが加速している。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先週末に投開票が実施された第26回参院選は、市場予想通り自民党圧勝で終えている。しかし、為替市場で大きな流れを作るほどでもないだろう。市場の注目は、先週、2017年1月のトランプラリーの安値1.0340ドルを明確に割れてきたユーロ/米ドル相場の行方に移る。欧州では本日11日(月)より、ロシアから欧州に天然ガスを送るノルドストリーム1の定期点検に入る予定で、この間は天然ガスの供給はない。市場が最も懸念するのは、この定期点検の後にロシアが一方的に移送の停止を宣言し、欧州での天然ガスなどの燃料が配給制となる事態だ。欧州の景気後退入り⇒ECB(欧州中央銀)の利上げ織り込みの巻き戻しという波及経路から、ユーロ売りが続く。ユーロ/米ドルは、パリティ(等価)を目標に戻り売りだろう。週間レンジでは、米ドル/円で134.00~138.00円、ユーロ/米ドルで0.9950~1.0250ドル、ユーロ/円で136.00~140.50円とみている。
(※節目となるテクニカルポイントについては有料メルマガにて随時配信中)
<米ドル/円 日足チャート>
※クリックで拡大します
<ユーロ/米ドル 日足チャート>
※クリックで拡大します
<ユーロ/円 日足チャート>
※クリックで拡大します
>>>竹内のりひろさんの有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】の詳細はこちら