【FX突撃取材!】8月2日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年8月2日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■8月2日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の対ドルでの主要通貨の騰落は、上昇通貨は上位よりスイスフラン(+1.56%)、英ポンド(+1.11%)、ユーロ(+0.82%)、円(+0.78%)、カナダドル(+0.71%)と続いた。一方で、下落通貨でも同様に、豪ドル(-0.30%)、NZドル(-0.01%)と続く。米国の経済指標では、GDPやPCEデフレーターなど筆頭に、市場予想を下回るものが出始めた。明確にコロナ後の景気回復に一旦のピークアウト感がみえるなか、ドル安が進み始めている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、短期的な市場の方向性を占うという点では、本日2日(月)の米ISM製造業景気指数や6日(金)の米雇用統計などに注目している。昨年までの直近30年の8月の米ドル/円の騰落を振り返ると、11勝19敗で陰線となり、ドルの弱さが目立っている。
それは以下
1.お盆を控えた輸出企業のドル売り
2.利子、配当などの第1次所得収支のドル売り
3.米国債の大量償還に伴うドル売り
などが理由だ。
こうした季節的な需給の偏りは、おそらく今年も変わることはないだろう。コロナ後の景気回復は一巡感がみられ、米金利は上昇しづらい。米ドル/円の戻りは売りだろう。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で108.80~110.50円、ユーロ/米ドルで1.1780~1.1980ドル、ユーロ/円で129.00~131.00円を予想している。
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