【FX突撃取材!】7月26日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年7月26日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■7月26日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の対ドルでの主要通貨の騰落は、上昇通貨はカナダドル(+0.37%)のみとなった。一方で、下落通貨の最上位は円と豪ドル(-0.43%)となり、事実上、円がほぼ全ての通貨に対しパフォーマンスで劣り、結果、クロス円が上昇した週となった。原油先物価格が底入れ後、4日続伸、米国株主要3指数もそろって史上最高値を更新、市場のリスクセンチメントは大幅に改善している。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、米国で金融政策を話し合う会合であるFOMCが明日27日(火)~明後日28日(水)の日程で開催予定。この先のテーパリング(量的緩和の縮小)への議論を一段と進めることになるのだろう。ただ、テーパリングといっても決定はかなり先になる可能性が高く、心配等は杞憂に終わりそうだ。金融市場は、低金利が市場を安定させるゴルディロックス(適温相場)に早くも回帰している。株式市場や原油先物価格の下落局面は、これまで一過性から短期的に買い場となってきた。原油先物価格は、先週月曜に一旦目先の底入れをしていることもあり、今週は一転、クロス円の押し目は買いだろう。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で109.80~111.50円、豪ドル/円で80.50~82.50円、カナダドル/円で87.30~89.30円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<豪ドル/円 日足チャート>
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<カナダドル/円 日足チャート>
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