【FX突撃取材!】7月12日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年7月12日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■7月12日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の対ドルでの主要通貨の騰落は、上昇通貨では上位より、円(+0.82%)、スイスフラン(+0.74%)、英ポンド(+0.51%)、ユーロ(+0.11%)と続いた。一方で、下落通貨でも同様に、カナダドル(-1.01%)、豪ドル(-0.49%)、NZドル(-0.44%)と続いた。9日(金)にクロス円に大きな買い戻しが入ったものの、週を通じてみればクロス円が下落で終えている。中央銀行がマイナス金利を採用している通貨が買い戻され、資源国通貨が売られ、為替市場の環境の悪化を反映している。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
為替市場でリスクオフの展開となるなか、米株3指数は史上最高値を更新して週を終えており、金融市場の見方は一様でない。変異株の急拡大、コロナ後の景気拡大のピークアウト感、4月以降の世界の金利の急低下から判断する限り、米ドル/円やクロス円の戻りは限定的とみている。一方で、極端なリスクオフの展開も予想しずらい。今週は、14日(水)、15日(木)の両日、パウエルFRB議長が議会証言にのぞむが、市場を大きく動かす情報発信をするとは考えにくく、今週はレンジ取引を決め込みたい。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で109.30~111.00円、ユーロ/米ドルで1.1800~1.1980ドル、ユーロ/円で129.80~131.80円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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