【FX突撃取材!】6月7日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年6月7日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月7日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の対ドルでの主要通貨の騰落は、上昇通貨は上位より豪ドル(+0.38%)、円(+0.30%)、スイスフラン(+0.09%)と続いた。一方で、下落通貨でも同様に、NZドル(-0.48%)、英ポンド(-0.24%)、ユーロ(-0.21%)、カナダドル(-0.10%)と続く。先週4日(金)に発表となった米5月雇用統計は、市場予想を下回り、米金利低下、ドル売りの流れとなっている。米ドル/円という通貨ペアでみれば、110円台に乗せたものの、先々週に続き110円の大台を維持出来ずに反落となった。110円台の定着に2週続けて失敗したことで、やや頭が重く感じられる。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米雇用統計は、2カ月連続で市場予想を下回り、金利低下、ドル売りの流れとなったが、市場反応は先月と全く同じ。今週の週初は、ドル売り地合い継続だろう。今週は、10日(木)に米国で5月のCPI(消費者物価指数)の発表を控える。前年比では、コロナのなかで経済が委縮していた時と現在のやや過熱し始めた状態を比べることになり、大幅上昇が予想されている。週の後半に向けた流れを決めるという点で非常に重要で、冷静に見極めたいところだ。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で108.50~110.50円、ユーロ/米ドルで1.2080~1.2280ドル、ユーロ/円で132.50~134.50円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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