【FX突撃取材!】3月1日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年3月1日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月1日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、すべての通貨が下落となった。下落上位から、豪ドル(-2.1%)、スイスフラン(-1.35%)、円(-1.07%)、カナダドル(-0.96%)、NZドル(-0.84%)と続いた。米金利の上昇から、年初まで続いたドル安の流れに大きな修正が入り、配当を生まないビットコイン、金などを値幅狙いだけで買う理由が揺らぎ始めている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
輸出の増大傾向や中国景気の先行回復などを背景に、昨年3月の大底からほぼ一本調子で回復をみせてきた豪ドル/米ドルだが、足元で調整局面入りとなっている。週足でみても、新高値後に反落して先々週の安値を下回って引けるキー・リバーサル(酒田五法では包み線、抱き線)を形成、一段安を示唆している。今週は明日2日(火)にRBA(豪州準備銀行)が金融政策を発表するが、据え置き予想で無風通過だろう。引き続き市場の焦点は米金利の動向であり、この先の経済活動の再開を見込み、米金利の低下余地は極めて乏しいとみている。今週は、一旦、天井を形成したとみられる豪ドル/米ドルの戻りを丁寧に売りたいと考えている。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で105.50~107.80円、ユーロ/米ドルで1.1900~1.2180ドル、豪ドル/米ドルで0.7550~0.7800ドルを予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<ユーロ/米ドル 日足チャート>
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<豪ドル/米ドル 日足チャート>
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