【FX突撃取材!】11月16日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年11月16日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月16日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、上昇上位からNZドル(+1.11%)、ポンド(+0.32%)、豪ドル(+0.14%)と続いた。ポンドを除けば、リスク通貨であるオセアニア通貨が上位を独占したことになる。早期のワクチン期待から、日経平均株価はバブル崩壊後の最高値まで上昇、グローバルで株価が騰勢を強めている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、明日17日(火)日本時間早朝の午前4時00分から、クラリダFRB副議長がオンライン形式の講演にのぞむ。タイトルはすばり"US Monetary Policy"(米国の金融政策)であり、おそらく今後の金融政策の行方について何らかのヒントが得られるかもしれない。クラリダ氏はFRBのなかでも「ハト派」の筆頭で、これまでもハト派発言から、米金利低下やドル安を招いたこともあり注目している。米大統領選では開票結果が出そろい、トランプ米大統領は敗北を認めないものの、バイデン前副大統領の勝利がほぼ確実となった。不透明感の後退から、待機資金が一気に株式市場に集まり、市場が沸く。年末に向け、株価の下値が限定的だとすると、オセアニア通貨の押し目は引き続き買いだろう。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で103.50~105.50円、豪ドル/米ドルで0.7200~0.7400ドル、NZドル/米ドルで0.6780~0.6980ドルを予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<豪ドル/米ドル 日足チャート>
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<NZドル/米ドル 日足チャート>
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