【FX突撃取材!】11月2日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年11月2日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月2日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、円のみが変わらず、それ以外ではユーロ(-1.80%)、豪ドル(-1.55%)を筆頭に下落が相次いだ。欧州で新型コロナの感染再拡大からロックダウン(都市封鎖)が発表され、景気の2番底の懸念が広がる。欧州の多くのセンターでは、株価指数が調整局面入りの目安とされる高値から10%の下落となり、為替市場ではリスク回避のクロス円の売りが続いている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は明日3日(火)に4年に一度の米国の大統領選挙が実施される。これまでは、翌日の東京時間午前から徐々に結果が判明していた。今回は大統領選当日に大統領が決まらないリスクが浮上しており、この確率を70%とみる。新型コロナの影響から期日前投票や、郵便投票が急増しており、一部の激戦州では大統領選当日まで開票しない。この背景から、開票初期の段階でトランプ氏有利と報じられ、同氏が一方的に勝利宣言する可能性がある。法廷闘争に発展するリスクもあり、大統領選当日の為替市場は、方向感なく上下に大きく振れるかもしれない。決め打ちは危険なため、なるべく短期のトレードに徹したい。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で102.80~106.00円、ユーロ/米ドルで1.1450~1.1800ドル、ユーロ/円で120.00~123.50円を予想している。
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