【FX突撃取材!】9月7日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年9月7日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■9月7日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週のユーロ/米ドルは、週明けの8月31日(月)、ロンドン仲値(WMRフィクシング)に向けた米ドル売りから上伸。9月1日(火)もユーロ/米ドルの買いが続き、年初来高値の1.2014ドル(銀行間取引の公式な高値)を示現した。その後は、レーンECB専務理事のユーロ高けん制発言もあり反落、4日(金)には、週安値1.1781ドルまでの下落となった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
ユーロの水準をめぐるけん制発言、先週は英フィナンシャル・タイムズ紙もECB高官の話として「ユーロ高けん制」の記事を記載している。こうした一連の動きのなかで、今週は10日(木)にECB理事会が開催予定。終了後にラガルドECB総裁が会見にのぞむ。この会合では、金融政策の変更等は見込まれていないが、先週、年初来高値を一旦更新したユーロの水準にラガルドECB総裁が何らかの形で言及するかが注目となる。経済の回復や物価の上昇をめざし金融政策を立案する中銀の総裁が、物価の押し下げ要因である通貨高を黙認するとも思えず、何らかのけん制発言があってもおかしくない。ただ、けん制発言はスピード調整、中長期のユーロ買い基調は不変だろう。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で105.20~107.00円、ユーロ/米ドルで1.1700~1.1950ドル、ユーロ/円で124.00~127.00円を予想している。
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