【FX突撃取材!】8月24日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年8月24日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■8月24日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週のユーロ/米ドルは、18日(火)、前回高値1.1916ドルを超えてきたことで、短期的なストップロスを巻き込み急伸、年初来高値を更新する1.1966ドルまで上昇した。その後は、米国で20年債の入札が低調に終わり、さらにFOMC議事要旨から、当面YCT(イールド・キャップ・ターゲット)の導入に前向きではないことが判明、米金利上昇からユーロ/米ドルは反転下落となっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先週は、終わってみればユーロ/米ドルは週足では9週間ぶりに陰線となり、調整局面入りを示唆している。今週は、27日(木)~28日(金)の日程で、カンザスシティ連銀主催の経済シンポジウム「ジャクソンホール会合」が開催される。過去に目を転じると、バーナンキ元FRB議長、イエレン元FRB議長、ドラギ元ECB総裁と、そうそうたるメンバーがこの先の金融政策に言及し、ゲームチェンジャーとなってきた。今回は27日(木)日本時間22時10分からパウエルFRB議長が講演にのぞむ。大統領選を前にタカ派な内容となる確率は低く、ハト派な内容に終始するとみられる。金利低下、ドル安で反応する可能性が高く、今週はユーロ/米ドルは底堅く推移するとみている。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で104.80~106.80円、ユーロ/米ドルで1.1700~1.1950ドル、ユーロ/円で124.00~126.50円を予想している。
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