【FX突撃取材!】6月8日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年6月8日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月8日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週5日(金)に発表された米国5月の雇用統計では、非農業部門雇用者数は事前の大幅減少に反し、250万9000人の増加となるポジティブ・サプライズとなった。米金利の上昇から、米ドル/円は週高値109.85円までの上昇となった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
足元で、米国では空前絶後の量的緩和が進行しており、市場には余剰資金がじゃぶじゃぶとなっており、米国の10年債金利は0.9%前後。一方で、米国株の配当利回りは2~3%あり、市場が安定すると、どうしても市場の余剰資金は後者に向かう。今週は、リスクセンチメントのさらなる改善から、グローバルで株価は高値追い、為替市場ではクロス円や米ドル/円は一段高となる可能性が高い。明日9日(火)~明後日10日(水)の日程で、米国ではFOMC(連邦公開市場委員会)が開催予定で、ここでは、現在日本で採用されているYCC(イールド・カーブ・コントロール)の議論を開始する可能性がある。YCCは金利低下、米ドル売り要因なだけに、FOMCの結果は注目しておきたい。米ドル/円は高値追いから110円台の回復は十分視野に入るが、定着や続伸となる展開は懐疑的だ。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で108.80~110.80円、ユーロ/米ドルで1.1200~1.1500ドル、ユーロ/円で122.80~126.00円を予想している。
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