【FX突撃取材!】5月11日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年5月11日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■5月11日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は3月31日、2020年度以降のポートフォリオの変更を発表。このなかで外国債券の比率を15%より25%への引き上げを開示している。日本の財務省統計から、米ドル/円が年初来安値の101.18円を付ける過程で、国内機関投資家の外国債券投資が活発化、3月第1週には約4.2兆円を買い越した。その後は一転、ほぼ6週続けて売り越しとなっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
この外国債券投資、一部は実弾の円売りを伴うことから市場の注目を集めるが、今年はここまで低調のままだ。背景は、為替市場での米ドル/円やクロス円の水準自体が高いこと。2月下旬以降、金融市場の混乱に直面したことで、各国の中央銀行が利下げや量的緩和に転じて、金利は急低下、債券価格は上昇となった。生命保険会社等の機関投資家は、高値での外国債券の買いには及び腰で、当面、外国債券投資は、円高局面での「緩衝材」となりそうだ。今週は経済指標の発表の小粒なものが多く材料難、米ドル/円の105円台では一旦買いか買い戻し、107円台では戻り売りとレンジの取引を想定している。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で105.50~107.80円、ユーロ/米ドルで1.0750~1.0950ドル、ユーロ/円で114.00~117.00円を予想している。
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