【FX突撃取材!】3月30日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年3月30日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月30日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米国債やゴールドまでも売却して換金する動き、なりふり構わない金融市場の現金化の流れが一巡してきた。先週の為替市場でも米ドル/円は、24日(火)の高値111.71円でピークアウト、週末にかけては大きく反転下落、27日(金)には先週安値107.75円までの反落となった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、日本では決算期末である3月期末を迎えることから、売り買いの資金フローは大きく交錯することだろう。米ドルを調達するコストの目安となるベーシススワップをみると、先週半ば以降、そのコストは大きく低下、為替市場での米ドル買い需要も大きく後退している。先週、米国では新規失業保険申請件数が過去最大に急増、今週は、4月3日(金)発表予定の米国の3月の雇用統計の結果に注目が集まる。失業者の急増から、失業率が一気に2桁への上昇、非農業部門雇用者数は増加どころか、大幅のマイナスが予想され、米国の雇用統計の歴史を塗り替える可能性が高い。換金売りや米ドル買い需要が一巡していることもあり、米金利は上昇しにくく、米ドル/円では戻りを丁寧に売る局面となりそうだ。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で104.50~110.00円、ユーロ/米ドルで1.0950~1.1300ドル、ユーロ/円で117.50~122.50円を予想している。
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