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【FX突撃取材!】3月9日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]

竹内のりひろ FX戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年3月9日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■3月9日(月)竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

先週後半に開催されたOPEC(石油輸出国機構)プラスの会合が決裂、サウジが増産を示唆した。週明けの為替市場では先週からの流れが継続、「米ドル/円」はギャップダウン(下窓)で寄付き、昨年2019年来の安値を更新、オセアニア市場で103.53円まで下落している。

現在の為替相場の戦略やスタンス

先週は豪州、米国、カナダの順に中央銀行が利下げを発表、協調緩和の思惑から、今週は12日(木)のECB(欧州中銀)の政策判断に注目が集まる。昨年秋、ドラギECB元総裁が理事会内の反対意見を黙殺、追加緩和を強行したことで理事会内には亀裂が走り、メンバーの抗議辞任まで発展した。今週のECB理事会では、政策金利である預金ファシリティ金利の10bp(0.10%)の利下げを予想する声が多いが、そのハードルは極めて高いものとなるだろう。先週のFRBの緊急利下げでも、ここまで市場の混乱は収まらず、金融緩和の限界が徐々に露呈しはじめている。ECBが金融政策を据え置けば、協調の文字はなくなり米ドル安へ、仮に利下げと判断してもその効果は限定的、引き続き米ドル安が継続、「米ドル/円」の戻りも限られたものとなりそうだ。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で101.50~106.00円、ユーロ/米ドルで1.1250~1.1600ドル、ユーロ/円で116.00~120.00円を予想している。

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