【FX突撃取材!】12月16日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2019年12月16日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■12月16日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週は、米中協議が第1弾の合意に至り、さらに英国の下院総選挙で与党保守党の単独過半数獲得から合意なき離脱が一旦回避、2020年1月末のEU離脱が視野に入った。金融市場、特に為替市場はこれを好感、リスクオンの動きから米ドル/円が上伸、13日(金)には週高値109.71円を示現した。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
師走も中旬に入り、先週複数の重要イベントを通過したことで、年内この先は相場を動かす材料も徐々に少なくなる。今週は米中の第1弾合意、英保守党勝利後のラリーの継続性を占う週となりそうだ。今週は18日(水)~19日(木)の日程で日銀金融政策決定会合が開催予定だが、日経平均株価が年初来高値の2万4000円台に到達、米ドル/円が109円台で安定推移するなかでは、政策変更等はないだろう。市場全体のリスクセンチメントは総じて改善しており、米ドル/円は高値圏ながらも下値は底堅く推移するとみられ、大崩れは予想しづらい。年末に向けた米ドル需給のタイト化から、今年5月以来の水準となる110円台回復の可能性も排除しないが、その水準からは徐々に頭は重くなるとみている。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で108.70~110.20円、ユーロ/米ドルで1.1050~1.1200ドル、ユーロ/円で120.50~123.00円を予想している。
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