【FX突撃取材!】11月11日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2019年11月11日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月11日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週の金融市場は、「米中がここまでの関税を段階的に撤廃する用意あり」と報じられ、リスクセンチメントがさらに改善し、日経平均株価は2018年10月の高値に900円程度に迫った。為替市場でも円売り優勢の展開のなか、先週7日(木)に米ドル/円は5月下旬以来の高値109.49円を示現した。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、FRBパウエル議長が明後日13日(水)~14日(木)に米国議会で今後の金融政策の進め方に関して議会証言にのぞむ。すでに前回FOMC後の記者会見で利下げの打ち止めに言及しているが、米国株が史上最高値を更新するなかでは、米経済の堅調さを強調するだろう。今後の金融政策の運営に関しては「経済環境次第」とし、あえて利下げの可能性を温存し、来年の再選にかじを切るトランプ政権に微妙な距離感を維持、失望させることはないだろう。米ドル/オフショア人民元が人民元高に転じ、グローバルで株式市場の時価総額が史上最高水準に迫り、機関投資家は(買いを)持たざるリスクを意識する。引き続き、為替市場では米ドル/円やクロス円主導で下値は限定的、底堅い展開は継続するとみている。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で108.50~110.00円、ユーロ/米ドルで1.1000~1.1150ドル、ユーロ/円で120.00~122.00円を予想している。
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