【FX突撃取材!】10月28日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2019年10月28日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■10月28日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週の米ドル/円は、近年ない小幅なレンジ取引に終始して引けている。23日(水)に英ポンド/円の下落に伴い安値が108.25円、その後25日(金)には108.77円まで上伸したが、値幅はわずかに52銭と小動きにとどまった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は31日(木)に日付が変わった日本時間の深夜3時にFOMC(連邦公開市場委員会)が終了、その後パウエルFRB議長が記者会見にのぞむ。CMEのFedWatchツール、Countdown to FOMCによれば、この会合での利下げの織り込みは93.5%に到達しており、この局面では3度目となる利下げが確実視されている。市場の焦点は、声明文やパウエル議長の会見のなかで利下げが打ち止めとなるのか、この先の利下げの継続が示唆されるのかに移る。ここまで2回の利下げ後の声明文のなかには「適切に行動する」との文言が残され、次回のFOMCでの利下げに含みを持たせた。過去に目を転じても、1998年の予防的利下げが3回にとどまったことを踏まえると、今回も3回で終了する可能性は高い。利下げ打ち止めが示唆された場合、一旦材料出尽くしから、米ドル/円は109円台を回復する場面があるかもしれない。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で107.50~109.50円、ユーロ/米ドルで1.1000~1.1300ドル、ユーロ/円で119.50~121.50円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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