【FX突撃取材!】8月26日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2019年8月26日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■8月26日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週の為替市場は、23日(金)に予定されたFRBパウエル議長の講演までは極めて動意に乏しい展開が継続した。その後、トランプ大統領が対中関税のさらなる強化を発表、米株急落、米ドル安が進むなか、米ドル/円は安値105.26円まで下げ足を速めた。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
週明けのウェリントン・シドニー市場で米ドル/円は、ギャップダウン(下窓)を伴い104.45円まで下落、ただ下げは想定内に収まっている。米ドル/円単体でみた場合、2019年1月3日(木)のフラッシュクラッシュ時の安値104.10円が視野に入るが、今週は為替市場の流れを変える重要イベント等も予定されていない。財務省が公開する対外及び対内証券売買契約等の状況からみても、機関投資家の海外の中長期債の買いは、直近4週間で8000億円程度と低迷する。ただし、105円割れとなると話は別、日銀がマイナス金利を採用していることから国内には目立った投資先等はなく、新規の外債投資に動く動きから、為替市場では外貨買い、円売りが強まる動きも想定される。ここからの米ドル/円やクロス円での下げはやや限られたものとなりそうだ。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で104.00~106.00円、ユーロ/米ドルで1.1050~1.1200ドル、ユーロ/円で115.50~118.00円を予想している。
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