【FX突撃取材!】8月5日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2019年8月5日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■8月5日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週の米ドル/円は、FOMC後に一旦上伸、週高値109.32円を示現した。その後、トランプ米大統領が対中制裁関税第4弾の導入を発表、米ドル/円は安値106.51円まで沈み、リスクセンチメントが大幅に悪化し週を終えた。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
7月末に集中した日欧米の3中銀の金融政策の発表を終え、今週は先週後半以降のリスクオフの流れの継続性を確認する週となりそうだ。今週は、オセアニア2中銀の金融政策の発表程度で目立った経済指標の発表等が予定されていない。先週のFOMC後も、金利先物市場では再度利下げの織り込みが進み、足元で2020年末までここから3.58回の利下げを織り込む。米ドル/円相場とこの利下げの織り込みとの間には一定の相関があり、3.58回と整合的な米ドル/円の水準は107.80円程度とスポットがやや割安に推移する。ここで歴史をさかのぼると、8月は「円高の月」、直近30年で米ドル/円の8月の騰落は11勝19敗と下落が目立つ。米国債の大量償還等が背景だか、今年の場合は日米通商協議や対中制裁関税の導入がくすぶる。市場環境の改善には程遠く、米ドル/円の105円台突入も時間の問題とみている。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で105.30~107.80円、ユーロ/米ドルで1.1050~1.1250ドル、ユーロ/円で117.00~120.00円を予想している。
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