【教えてFX！あの人に突撃取材♪】11月29日(火)■志摩力男氏の現在の為替相場と戦略
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その志摩力男さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました。※取材は電話にて実施
毎週・火曜日の昼過ぎから夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2016年11月29日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■11月29日(火)■志摩力男氏の現在の為替相場と戦略
■現在の為替相場の状況■
米大統領選以降、米ドル/円は短期間に約13円も急騰した。トランプ次期米大統領の政策の良いところをすべて織り込み、トランプユーフォリア(過度の楽観)は一旦小休止したと思われる。実際の政策が出てくるのは、2017年後半、遅くて2018年になる。トランプ氏が掲げる政策の中で、法人税減税はある程度の妥協が必要ながらも実現する可能性はあるが、インフラ強化の実現性は疑問視される。
また、これほど相場が大きく暴れた要因の一つに、次期財務長官が決まっていなかったことが考えられる。選挙期間中、トランプ氏は強硬な対中貿易政策を訴えていたこともあり、経済大国の中国を敵に回すことになる財務長官の人事は難航している模様。財務長官が決定すれば、記者団から為替政策に関する質問に応答することになるが、そこでの発言内容によってはマーケットも反応するかもしれない。
■現在の戦略■
今週は金曜日に米雇用統計の発表があるが、あまり重要視されていない。それよりも12月14日(水)に開催されるFOMCが焦点となる。今回は利上げがほぼ確実視されており、利上げの有無よりも、FOMCメンバーの金利見通し(ドットチャート)に注目したい。ドットチャートが上がらないようであれば、失望による反落に注意が必要だろう。
米ドル/円は先週金曜日に付けた113円90銭付近が一旦の高値となり、しばらくは110円近辺での難しいもみ合い相場となりそうだ。
<米ドル/円 日足チャート>
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