【FX突撃取材!】3月10日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、ツイッターで有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2022年3月10日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■3月10日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米ドル/円は1カ月ぶりに116円台を回復しており、年初来高値の116.35円前後をうかがう展開となりそうだ。ウクライナ情勢を巡る過度な警戒感が後退する中、株価が大きく反発するとともに米債利回りが上昇している。原油価格も急落しており、金融市場ではウクライナ危機を受けたリスク回避モードの大規模な巻き戻しが起きているようだ。本日10日(木)は、一部に停戦合意への期待が浮上しているウクライナ情勢とともに、米2月消費者物価指数(CPI)の結果に注目。市場予想は前年比+7.9%となっており、約40年ぶりの高い伸びを記録した前月(+7.5%)から、さらに加速する見通しだ。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIも前年比+6.4%に加速する(前月+6.0%)と見られている。CPIの発表を受けて米債利回りの上昇が続けば、米ドル/円は1月と2月にそれぞれ上値を抑えられた116.35円付近の突破を試す可能性もあるだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円が116円台を回復する中、ユーロ/米ドル相場は不安定な展開が続きそうだ。昨日9日(水)は1.10ドル台を回復して大きく反発したが、ECBが本日10日(木)の理事会でスタンスを再びハト派化させるのではないかとの観測がくすぶっており、本日10日(木)は上値の重い動きとなっている。理事会後のラガルドECB総裁会見は、米2月CPIの発表と同じ時刻にスタートする。米CPIは伸びが加速する公算が大きいだけに、ラガルド氏の発言がハト派的と受け止められればユーロ安・ドル高に振れやすくなりそうだ。
<ユーロ/米ドル 日足チャート>
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