【FX突撃取材!】9月12日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、ツイッターで有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2019年9月12日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■9月12日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米ドル/円は、米中の対立緩和を示唆する報道が続く中、6週間ぶりに108円台を回復。このところ、米ドル/円の上昇をリードしてきた米10年債利回りは、本日12日(木)の時間外取引で節目の1.75%を超えてきた。このまま利回り上昇が続けば、米ドル/円も108円台半ば(年初来高安の半値水準が108.42円)へ続伸するだろう。ただ、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25bp(0.25%)の利下げが決まれば米政策金利は1.75~2.00%となる。米10年債利回りの上昇が1.75%を超えてもなお続くかどうかは、FOMCの追加利下げスタンス次第であろう。つまり、ここからは来週のFOMCを睨んだ動きになりやすいと見ており、その意味では米ドル/円も「上昇一服」がメインシナリオとなりそうだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
本日12日(木)については欧州中銀(ECB)の決定に注目したい。市場は、政策金利の10bp(0.10%)引き下げとフォワードガイダンスの強化(金融緩和の長期化に向けた指針)を確実視しているが、量的緩和(QE)の再開については見方が分かれている。ECBがどこまで追加緩和に踏み込むかによって、ユーロの反応は強弱様々なケースが考えられる。また、ECBの決定を受けた独・仏長期金利の反応は、米長期金利の動きにも影響を及ぼす可能性が高い。結果的に、ユーロ/円の動きが米ドル/円にも波及しやすいと考えられる。
<米ドル/円 日足チャート>
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