【FX突撃取材!】8月1日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、ツイッターで有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2019年8月1日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■8月1日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米連邦公開市場委員会(FOMC)は本日1日(木)日本時間未明、25bp(0.25%)の利下げを決めたが市場はこれを完全に織り込んでいた。また、パウエルFRB議長は「利下げは下方リスクに対する保険が狙い」として「必ずしも利下げサイクルの始まりではない」と説明。これらを受けて過剰な追加利下げ観測が後退する事になりドルが強含んだ。一方で、FRBの姿勢に失望する形で米国株が下落したため、円もドル以外の主要通貨に対して上昇。このため、昨日7月31日(水)の米ドル/円は109.00円付近で伸び悩む展開となった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
109.00円付近で伸び悩んでいた米ドル/円だが、本日1日(木)は109.00円の上値抵抗をあっさり突破して一時109.30円台まで上値を伸ばした。時間外取引で米長期金利が上昇している事や日本株が下げ渋っている事が支援材料になった模様だ。パウエルFRB議長が説明したとおり、FOMCの利下げは世界景気の減速を防ぐための予防的措置である事を踏まえれば、市場が過度な「リスクオフ」に陥る公算は小さいだろう。米長期金利や日本株の動きはそうした見方を反映したものと考えられる。米ドル/円は、日足ダブルトップのネックラインであった109.00円を超えた事でチャート上の上値余地は少なくとも節目の110.00円付近まで拡大したと見る。
<米ドル/円 日足チャート>
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