【FX突撃取材!】7月11日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、ツイッターで有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2019年7月11日10時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■7月11日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日10日(水)の米ドル/円は終値ベースで約0.4%下落。アジア市場では109円台に迫る場面もあったが、NY市場に入ると、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が早期の利下げに前向きな姿勢を示した事で108.30円台へと反落した。議長の発言によって、7月末の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅が25bp(0.25%)ではなく50bp(0.5%)になるとの観測が再浮上。先週末の米6月雇用統計を受けてほぼ消滅していた50bp利下げの思惑が復活した格好だ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
パウエルFRB議長は証言後の質疑応答で、良好だった6月雇用統計がFRBの見解を変えたかと問われ「率直な答えは『ノー』だ」と答えた。こうした中、本日11日(木)の米ドル/円は米6月雇用統計発表前の水準である108.10円付近まで下落している。20日移動平均線が108.04円付近を通っている事もあって、108.00円付近ではひとまず下げ渋りそうだ。ただ、本日11日(木)に発表される米6月消費者物価指数が下振れするようだと、50bp利下げ観測がさらに高まると見られ、米ドル/円が108円台を割り込む可能性もある。なお、米6月消費者物価指数の市場予想は、前月比±0.0%、前年比+1.6%、コア前年比+2.0%となっている。その他、本日11日(木)はパウエルFRB議長の議会証言が昨日10日(水)の下院から上院に所を変えて行われる。昨日10日(水)の発言と大きく変わる事はないだろうが、念のため注目しておきたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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