【FX突撃取材!】3月11日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略

FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにX(旧Twitter)で公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているX(旧Twitter)アカウントかも(X※旧Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2025年3月11日12時半に小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■3月11日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
本日11日(火)の米ドル/円は147円が割れて、146.54円付近の安値をつけているが、上値は非常に重い状態だ。背景は米国の景気の鈍化が鮮明になってきていることと、雇用状況の悪化。失業率も0.1%上昇している。米国では、正規雇用の仕事に就けないためパートタイムで仕事を2カ所、3カ所で掛け持ちをしている人の数が急増しており、景気の鈍化が進んでいるのが現状。
日本の利上げに関しては米国からの圧力でおそらく、夏までに1回、秋、冬に各1回上がり1.00%になるだろう。米国の年内の利下げ予想も、以前は2回だったのが現在は3回との見方が強まってきている。
現在のドル安・円高の流れはトランプ米大統領の日本と中国に対する通貨安牽制発言が大きかったのだろう。これによってヘッジファンドの戦略が円売りから円買いに変わったのではないかと思っている。だからこそ、IMMを見ても強烈に円買いのポジションが増えている。先週が7万枚だったのに対し、今週は13万3000枚まで増加しており、過去最大を更新中。
また武藤経産相が米国に出向き、米関税措置の日本除外を申し入れたが前向きな回答は得られなかった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは、145.50~149.25円。仮に145円割れとなった場合は急落の可能性が出てくる。
いずれにせよ現在はダウントレンドしか考えられない状況のため、戦略は戻り売りのみ。具体的には、148円ミドルから149円前半辺りで、売りから入りたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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