【FX突撃取材!】4月23日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにX(旧Twitter)で公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているX(旧Twitter)アカウントかも(X※旧Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2024年4月23日11時半に小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■4月23日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
現状、米国の利下げが遠のき、日本の利上げはすぐに行われない状況。そうした中、米国の経済指標が強いことから、ファンダメンタル通りに円が売られている。そのため、介入が入ったとしてもトレンドを大きく転換させるだけの流れにはならないだろう。トレンド転換させるためには売り下がりをするような介入をしなければならないだろうし、ある程度水準を下げた後は、ステルス介入で上にずっと売りを置いておくような形にしないとこの円安・ドル高の流れは止まらないと思っている。チャートの形から行くと152円を超えてから完全に流れが変わってしまったので、突破させてはいけなかった。このレベルではしばらく実弾介入をせずとも止まっていたため、当局とすれば、それはそれでいいだろうという考えがあったのかもしれない。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは、150.00~156.00円。しかし介入がなく155円も超えないようであれば153.00~155.00円。イメージとしては155円のノックアウトオプションをつぶして一度上に跳ねた後、もしそこで介入が入れば150円程度までの下落はありそうだと考えている。ただし、介入がストップすればあっという間に153~154円までは戻すだろう。一方、介入が155円台で入ったとしたら、2度目、3度目の介入が同じ水準で入る可能性が高いので154円より上は買いづらくなるかという感じ。現在、米国の経済指標が強いため大きくドルが売られる方向にはならないだろう。もしドルが下がってくるとしたら、米景気が鈍化し利下げが実際に行われ、日本の円金利が数回引き上げられる、ということになればあるかもしれない。ただいずれにせよ、すぐには難しいと思うので、戦略としては下がるのを待って押し目で買いたい。介入が入る前は155円手前で利食ってまた押し目を買う形でイメージしている。そして相場を見られない時間に、上に跳ねた後介入が入って急落するようなことを考えたら、夜といえども押し目買いの指値は入れないスタンスで臨みたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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